ちょうちょYouTuber 蝶たろう先生による「蝶のはねの不思議や蝶の生態」を学ぶ授業を9月14日(木)に開催いたしました。
今回授業を行ってくださった「ちょうちょYouTuberの蝶たろう先生」
日本の国蝶「オオムラサキ」を飼育しており、その数は毎年千頭以上。日本一の飼育数を誇ります。日本で唯一のちょうちょ専門チャンネルにて、蝶の魅力を日々伝えています。ツキハナプロモーション所属。(https://tsuki87.com/)
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<授業概要>
蝶たろう先生の特別授業では、生物が好きな多くのお子さまにご参加いただきました。
実際に蝶を捕まえて参加してくれたお子さまや、生き物の図鑑を持って参加してくれたお子さまもいらっしゃいました。蝶の博士から直接学ぶことが出来るこの授業は、生きもの好きや蝶好きな子供たちにとって夢のような授業となりました。
授業では、教科書では学べない蝶の生態を、貴重な映像や写真を見ながら詳しく解説していただきました。
具体的なテーマとしては、「蝶のはねの役割」、「はねに特徴がある蝶の紹介」、「蝶のはねの持ち方」などが授業の中で取り上げられました。
<授業の様子>
蝶たろう先生登場まで緊張気味で
ソワソワなお子様達・・・!
蝶たろう先生が登場!
まずは、蝶たろう先生から
「ちょうちょの“はね”は何のためにあるでしょうか?」と子ども達にクイズ。
子ども達からは「飛ぶため」や「はねの模様で敵を驚かすため」、
「キレイな“はね”を見せるため」など様々な意見が聞けました!
ちょうちょの“はね”には5つの特徴があり、一つずつ解説してもらいました。
まず1つ目は、「飛ぶため」です。
ここでは、蝶のはねには“りんぷん”という特徴があることを学びました。
ここではりんぷんの様子を写真を使って細かく解説しました。
2つ目の特徴は、
「はねの模様を作る」ためです。
はねの特徴を作ると、蝶が同じちょうちょかどうか見分けることや、
敵から隠れたり驚かして身を守っているなど、蝶の模様の特徴を解説しました。
ここで紹介された蝶が
「ルリタテハ」という蝶です。
はねの模様が、木にそっくりなため、敵から身を守る役割をしています。
しかし蝶がはねを広げると綺麗な青色のはねが現れ、みていたお子様はそんな蝶の様子に夢中でした。
3つ目の特徴が、「水をはじく」こと。
蝶のはねには“りんぷん”がある為、雨でも水をはじくことができます。
しかし蝶は雨の日は葉っぱの裏に隠れていることが多いと解説しました。
4つ目は「体温調節」です。
蝶ははねを広げることで、
太陽の光を吸収したり、
反射して体温調節をしていると学びました。
5つ目の特徴は「メスを誘う」ため。
オスのはねには、なんと
香りがあるちょうちょが!?
これはメスにアピールするための特徴だと学びました。
最後は、「蝶のはねが本当に水をはじくのか」を実証するために、
本物の蝶の生態を使って実験を行いました。
事前に蝶を捕獲したお子様は、霧吹きで水をかけて実験を行い、
蝶が手元にいないお子様は、蝶たろう先生による実験にそれぞれ夢中でした。
<実験の様子>
<実際に実験をする子ども達>
授業の最後には、質問コーナーを設け、子どもたちから蝶たろう先生に直接質問する場面もありました。
子ども達から寄せられた質問の中には「ちょうちょって病気とかあるんですか?」や、
「世界で一番大きい蝶は何ですか?」など様々な質問に、蝶たろう先生が解説しました。
今回の特別授業は、生物や蝶が好きなお子様にとっては貴重な体験となり、
生きものたちの不思議な世界を深く理解する機会となりました。
今後もさまざまなイベントを通じて、子供たちにさまざまな知識と楽しさを提供していきたいと考えています。
ご参加いただいた皆さま、
本当にありがとうございました!