みなさん、こんにちは。こどハピ事務局です。

宇宙が始まったとされるビッグバン。とても壮絶な名前ですが、実はある学者がバカにしたことからこの名前が付けられるようになりました。

今現在、宇宙が誕生した理由として最も有力なのは、ロシア出身のアメリカの理論物理学者ジョージ・ガモフ博士によって提唱されたビックバン説です。

みなさんもご存じの通りビッグバンとは宇宙誕生を引き起こした大爆発のことです。

これは当時、「火の玉理論」と言われていました。

対して、宇宙の大きさは未来永劫変わらないという「定常宇宙論」を唱える学者も多くいました。

その一人であるイギリスの天文学者フレッド・ホイル博士は、「彼らは、宇宙が大きな爆発で始まったと考えている」と、火の玉理論のことをビッグバンアイデアだと皮肉交じりに呼びました。

これを聞いたジョージ・ガモフ博士は、逆に面白がり、それ以降ビッグバンという呼び名が使われるようになったのです。

実は、ビッグバンの「バン」は爆発時の「バーンッ」という爆発音を意味するのですが、真空なので宇宙ではそんな音は鳴るわけがないのです。

今ではすっかり有名なビッグバン、この言葉が付けられるにあたっても、天文学者達のドラマがあったと考えるとなんだかおもしろいですね!

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