みなさん、こんにちは。
私達人間や身近にいる動物や魚の目の数は、大体2個ですが、それが常識という
わけではないのです。
例えば、眼を3つ持つトカゲやウナギもいれば、よく見かけるカマキリやセミは5つの眼をもっています。
海の中の生物も例外ではなく、海水浴で見かけるととってもいや~なクラゲは、眼がないようにみえて、実は、16個の眼をもっています。
今回は、そんなたくさんの眼を持つクラゲの新種が中国で発見されたお話です。
発見された新種のクラゲの種類は、
「ハコクラゲ」
「ハコクラゲ」とは、その名の通り箱型の傘を持つクラゲであり、和名を「ハブクラゲ」といいます。日本のクラゲの中でも特に強い毒をもつ種で、死亡例もあるほど。ちなみに、ハコクラゲの眼の数は、なんと24個あります!
新種のハコクラゲは、地名の米埔にちなみ、「Tripedalia maipoensis」と
名付けられました。
その特徴は、四角い姿をしており、他のハコクラゲと同様に24個の目を持つ。その体は透明で、1.5センチメートルほどのサイズ。触手は最大で10センチメートル程度の長さだといいます。
実は、ハコクラゲは、世界中で報告されている種類がわずか49種類の刺胞動物。中国の海域ではあまりよく知られていませんが、今回の発見は、香港や中国全土の海洋生物の豊かな多様性を証明する結果となりました。
今後、広大な土地を持つ中国で新種の海洋生物が発見されていくかもしれませんね!
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